第4回グロービス・トライボーディアン日本選手権、安斎伸彰七段が名人戦クラス優勝、囲碁勢・プロ棋士として初の快挙
囲碁・将棋・オセロで競う知のトライアスロン、3階級に98名が参戦

囲碁、将棋、オセロの3つのボードゲームの総合力を競う大会「第4回グロービス・トライボーディアン日本選手権」（主催：株式会社マイナビ出版、協力：公益社団法人日本将棋連盟、公益財団法人日本棋院、一般社団法人日本オセロ連盟、棚瀬寧氏）が10月20日（土）、パレスサイドビル（東京・竹橋）にて開催されました。参加98名は、名人戦クラス、一般クラス、初級クラスの3階級に分かれて戦い、安斎伸彰氏（名人戦）、田辺克彦氏（一般）、小塩貴誠氏（初級）の3氏が各クラス優勝の栄冠を手にしました。安斎氏は囲碁勢、そしてプロ棋士（七段）として初の優勝を飾りました。グロービス（東京都千代田区、代表：堀義人）は、知力を競う同大会の趣旨に賛同し、4年連続で協賛企業として参画しました。

本大会は、囲碁、将棋、オセロという日本で広く知られる3つのボードゲームの総合的な棋力・技量を競うものです。遠泳、サイクリング、マラソンの3種目のタイムを競うトライアスロンになぞらえ、グロービス代表の堀義人が「トライボーディアン」と命名しました。

試合は個人戦で行われ、選手はスマートフォン・タブレット用の無料アプリ「囲碁クエスト」「将棋クエスト」「オセロクエスト」を使用して対戦。スイス式トーナメントを採用し、囲碁（9路盤、中国ルール、3分切れ負け）、将棋（5分切れ負け）、オセロ（5分切れ負け）をそれぞれ6局ずつ、合計18局対局。総合点を競いました。

当日は、プロ棋士として囲碁の安斎伸彰七段、山田晋次六段、芝野龍之介初段が参加。普段は試合する機会の無い、将棋、オセロの愛好者の方々との対局を楽しみました。参加者は、今大会の成績に応じて、日本トライボーディアン協会（代表理事：棚瀬寧氏）から段級位が認定されました。

　
写真左： 競技の様子
写真右： 各クラス優勝者の皆さん
左から、小塩貴誠氏（初級）、安斎伸彰七段（名人戦）、田辺克彦氏（一般）

■第4回グロービス・トライボーディアン日本選手権、上位入賞者（敬称略）

【名人戦クラス】優勝者に3万円の商品券他、上位20名入賞者に総額10万円分の商品券
1位　安斎伸彰
2位　阿部由羅
3位　石川輝
4位　栗生直樹
5位　葛山拓生

【一般クラス】上位入賞者に将棋・囲碁の書籍
1位　田辺克彦
2位　小川詩織
3位　縣俊介
4位　鈴木健
5位　山田剛

【初級クラス】上位入賞者に将棋・囲碁の書籍
1位　小塩貴誠
2位　五十嵐琉飛
3位　山岸歓
4位　久保田裕信
5位　五十嵐琉珂

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