Skip to main content

グロービス経営大学院、第14回「グロービス アルムナイアワード」を授与
愛さんさんグループ・小尾勝吉、タスカジ・鈴木美帆子、高崎髙島屋・中川徹、恵那金属製作所・松岡達也

カテゴリー:グロービス経営大学院

地域や生活者に寄り添い、事業の創造・組織の変革に取り組み続けて成果を上げた4氏に

グロービス経営大学院(東京都千代田区、学長:堀義人)は、第14回「グロービス アルムナイアワード」の2018年度受賞者を決定し、7月7日(土)、「あすか会議」(於: 京都府京都市、7月7~8日)にて授賞式を執り行いました。創造部門、変革部門の2部門で合計4名に授与しました。

受賞4名はいずれも、ビジネスを通じて地域や生活者に寄り添い、それぞれに事業の創造、組織の変革に取り組み続ける中で、成果を上げてきました。選考は、多方面で活躍する候補者の中から様々な観点で厳正に行われましたが、「志の醸成」「創造と変革の現場で活躍するリーダー」というグロービス経営大学院の教育理念と輩出したい人材像を体現する4名が高い評価を得ることとなりました。

◆2018年 グロービス アルムナイアワード受賞者(敬称略)
<創造部門>
愛さんさんグループ 代表取締役 小尾勝吉(グロービス経営大学院 2013年卒業)
株式会社タスカジ 共同創業者 鈴木美帆子(グロービス経営大学院 2015年卒業)

<変革部門>
株式会社高崎髙島屋 取締役副店長 中川徹(グロービス経営大学院 2017年卒業)
株式会社恵那金属製作所 代表取締役社長 松岡達也(グロービス経営大学院 2015年卒業)

20180709_アルムナイアワード写真.jpg

授賞式の様子: 左から小尾勝吉氏、鈴木美帆子氏、中川徹氏、松岡達也氏

「グロービス アルムナイアワード」は、ベンチャーの起業や新規事業の立ち上げなどの「創造」と、既存組織の再生といった「変革」を率いたビジネスリーダーを、グロービス経営大学院、グロービスのオリジナルMBAプログラムGDBA、グロービス・レスターMBAジョイントプログラムによる英国国立レスター大学MBAの卒業生の中から選出・授与するものです。選出にあたっては、社会の創造や変革に寄与し、社会価値の向上に資するものであるか、またそのリーダーが高い人間的魅力を備えているかといった点を重視しています。

◆授賞理由
創造部門: 小尾勝吉氏(愛さんさんグループ 代表取締役)
小尾勝吉氏は、2011年東日本大震災後にボランティアを通じて神奈川県から宮城県に移住し、仙台にある一般社団法人 MAKOTOにて被災地域の経営者支援、起業支援を担当。さらに、社会課題を事業として継続的に解決する仕組みを創るため、2013年に要介護高齢者向け配食サービス「愛さんさん宅食」を創業。一般財団法人KIBOWの社会投資ファンドの第1号案件としての出資や、東北大学大学院イノベーションプロデューサー塾でのベストイノベーション賞の受賞を経て、2017年共生型複合施設「愛さんさんビレッジ」を開所され、経済産業省 地域未来牽引企業にも選定されています。”家族愛・親孝行”を理念に、就労困難者の雇用創出(自立支援)と、ご高齢者の自立支援を通じて、誰もが物心共に豊かな人生を実感できる仕組み創りを実行されています。現在は、宅配サービスに加え、障害・難病を持たれた方の介護人材養成事業や、リハビリ型有料老人ホーム事業等を行う共生型施設の運営など、事業内容を拡大されています。震災復興エリアを中心とした雇用創出、全てを所縁のない土地でゼロから作り出したこれまでの功績を称え、アワードを授与します。

創造部門: 鈴木美帆子氏(株式会社タスカジ 共同創業者)
鈴木美帆子氏は、2015年、グロービス経営大学院を卒業と同時に、当時サービスインしたばかりのCtoC家事代行マッチングプラットフォーム「タスカジ」に参画。共同創業者として、代表の和田幸子氏と二人三脚で、サービスを拡大し、事業を通じて女性の社会進出を支援してきました。参画時から一貫してハウスキーパーの人材獲得、スキル開発支援、コミュニティ作りを担い、サービスの満足度向上とキャリアサポートに情熱を注いでこられました。2017年には、日経DUAL「家事代行サービス企業ランキング2017」1位、CHANTO「ワーママサポート大賞2017」ネクストブレイク賞を受賞され、2018年6月時点では、ユーザー数33,000人、ハウスキーパー1,100人以上となり、日本のシェアリングエコノミー業界での「家事代行」エリアでの代表格にまで成長を遂げました。加えて、個人としても多数のメディアへの出演や、忙しいワーキングマザー向けの本を出版されるなど、これまでの実績とリーダーとしての姿勢を称え、アワードを授与します。

変革部門: 中川徹氏(株式会社高崎髙島屋 取締役副店長)
中川徹氏は、1998年髙島屋に入社し、セールスマネジャー、シニアマネジャー、販売部総括担当などを経て、 2016年より、港南台店の店長に就任。同店史上最年少の店長として、百貨店で初めてテナントに、家具・インテリア用品を扱うニトリを導入するなど、収支改善に向けたソフト・ハード両面の店舗変革に取り組まれました。変革を進めるにあたり、従業員満足(ES)は必ずお客様満足(CS)につながると確信し、目指すビジョンを明確にしたうえで、メンバーとの直接的な対話を重視したマネジメントを実践し続け、その結果、「他の大型店舗と比較し、自信を失くしていた」従業員の士気を見事に蘇らせ、サービス評定が高島屋全店最下位から「2位」へ飛躍的な改善に繋げました。本年3月からは新たに高崎店に赴任し、再現性の高い地方百貨店の店舗モデル確立に取り組まれています。これらの実績と、リーダーとしての覚悟をもち、謙虚にそして果敢に挑戦し続ける姿勢を称え、アワードを授与します。

変革部門: 松岡達也氏(株式会社恵那金属製作所 代表取締役社長)
松岡達也氏は、2008年1月に株式会社レイディーバグを設立した後、事業承継のため、2011年に岐阜県中津川市にある株式会社恵那金属製作所(えなきんぞくせいさくしょ)に入社。作業服を着て油まみれになる工場現場からキャリアを再スタート。借入三十数億円、自己資本比率一桁台と危機的な経営状況で業績の傾いていた会社を、改革に否定的な役員やこれまでに創られた変化を好まない企業風土と戦いながら業績回復に導かれました。本業の拡大と共に、海外の子会社の清算ならびに新規事業の立ち上げで海外市場にも進出され、2015年は70年の社歴の中で過去最高水準の営業利益を出しました。2016年には対前年比241%、2017年には対前年比145%と突出した実績を記録され、2018年も対前年比を上回る進捗で営業利益を伸ばし続けています。グロービスでの学びと出会った仲間の絆を基盤に変革を実行し続け、M&A等で売上等を伸ばすのではなく、既存事業を立て直し、業績をV字回復と導かれました。これらの実績とリーダーとしての姿勢を称え、アワードを授与します。

「グロービス アルムナイ・アワード」の創設は2005年に遡ります。これまでの受賞者には、農業生産法人株式会社GRA 代表取締役CEO 岩佐大輝氏、株式会社i-plug 代表取締役CEO 中野智哉氏、同取締役CMO 田中伸明氏、同取締役CTO 山田正洋氏、株式会社コメ兵 代表取締役社長 石原卓児氏、日本マクドナルド株式会社 ナショナルマーケティング部 部長 唐澤俊輔氏、Insta VR株式会社 代表取締役社長 芳賀洋行氏、株式会社ポジティブドリームパーソンズ 代表取締役社長 杉元崇将氏、株式会社ノボット 代表取締役社長 小林清剛氏など、各界のトップリーダーが名を連ねています(役職は全て受賞当時のもの)。
過去の受賞者一覧: https://mba.globis.ac.jp/feature/alumni/alumniaward/

◆グロービス経営大学院 (https://mba.globis.ac.jp
グロービス経営大学院は、2003年開始のグロービス・オリジナルMBAプログラムGDBAを前身として、2006年に開学(当初は株式会社立、2008年に学校法人に変更)。開学以来、「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。東京・大阪・名古屋・仙台・福岡の5キャンパスに加え、2014年からオンラインでプログラムを提供。2009年にパートタイム英語MBAプログラム、2012年に全日制英語MBAプログラムを開始し、日本国内のみならず世界各国から留学生を招き入れています。2017年10月には英語オンラインMBAプログラム(本科)を開講しました。2006年開学当初78名だった大学院本科入学者数は、2018年4月には日本語プログラム(通学・オンライン)で825名に達し、日本最大のビジネススクールに成長しています。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーの育成を支援し、アジアNo. 1のビジネススクールを目指していきます。

◆グロービス (https://www.globis.co.jp
グロービスは1992年の設立来、「経営に関する「ヒト」「カネ」「チエ」の生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内集合研修事業 を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスなどを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援も展開しています。

グロービス:
・学校法人 グロービス経営大学院
 ・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)
 ・英語(東京、オンライン)
・株式会社 グロービス
 ・グロービス・エグゼクティブ・スクール
 ・グロービス・マネジメント・スクール
 ・企業内集合研修
 ・出版/電子出版
 ・GLOBIS知見録/GLOBIS Insights
・株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
・顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
・GLOBIS Asia Pacific Pte. Ltd.
・GLOBIS Thailand Co. Ltd.

その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW

■本件に関するお問い合わせ先
グロービス 広報室 担当:田中
E-mail:pr@globis.co.jp  TEL:03-5275-3870  FAX:03-5275-3890

カテゴリー:グロービス経営大学院

他のニュースリリース

受講イメージ

グロービス経営大学院、2024年度7月期より「テクノベート・プロダクトマネジメント」「デジタル・プロトタイピング」科目を新設

グロービス経営大学院
20240306_topimage

グロービス、世界で6番目の拠点として創設したGLOBIS Manila、本年4月よりMBA科目「クリティカル・シンキング」開設へ

グロービス経営大学院その他
image

グロービス経営大学院、2024年度4月期より「テクノベート基礎」「ビジネス・サイバーセキュリティ」2つの新設科目を開講

グロービス経営大学院
202402_nanoMBA

グロービス経営大学院、「nano-MBA」でFutureLearnと提携 AI活用した単位取得可能な英語版学習プログラムでグローバル展開を加速へ

グロービス経営大学院
OGP_Gchallenge2023

グロービス経営大学院、GLOBIS Venture Challenge(G-CHALLENGE)2023最終選考会を開催  「大賞」は3チーム、新設した「KIBOW賞」は2チームに

グロービス経営大学院
202402_ビジネス書グランプリ

グロービス経営大学院とフライヤー、「読者が選ぶビジネス書グランプリ2024」授賞式を開催 部門賞受賞作品の特別セミナーを3月27日から順次実施

グロービス経営大学院

グロービス経営大学院、2025年度「テクノベートMBA」「エグゼクティブMBA」開講に先駆けて、2024年度に新設する7科目を発表

グロービス経営大学院OTHER SERVICES
20231204_GLOBIS-Manila

グロービス、初のフィリピン拠点「GLOBIS Manila」を設立  テクノベート時代の世界No. 1 MBAに向けた社会人教育を加速

グロービス経営大学院その他

CONTACT

お問い合わせ・アクセス

ご不明点がありましたら、お近くの拠点・キャンパスや総合窓口にお問い合わせください。

お問い合わせ窓口