第2回グロービス・トライボーディアン選手権、高山弦大氏が名人戦クラス優勝
囲碁・将棋・リバーシで競う知のトライアスロン、3階級に73名が参戦

囲碁、将棋、リバーシのボードゲーム3種の総合力を競う「第2回グロービス・トライボーディアン日本選手権」（主催：マイナビ出版、協賛：グロービス、協力：日本棋院、日本将棋連盟、棚瀬寧氏）が10月1日（土）、マイナビ本社（東京・一ツ橋）にて開催されました。参加73名は、名人戦クラス、一般クラス、初級クラスの3階級に分かれて戦い、高山弦大（名人戦）、田中智（一般）、杉本元祥（初級）の3氏が各クラス優勝の栄冠を手にしました。グロービス（東京都千代田区、代表：堀義人）は、知力を競う同大会の趣旨に賛同し、昨年に引き続き、協賛企業として参画しました。

本大会は、ボードゲーム3種（囲碁、将棋、リバーシ）の総合的な棋力・技量を競うものです。遠泳、サイクリング、マラソンの3種目のタイムを競うトライアスロンになぞらえ、グロービス代表の堀義人が「トライボーディアン®」と命名しました。競技は個人戦で行われ、選手はスマートフォン・タブレット用の無料アプリ「囲碁クエスト」「将棋クエスト」「リバーシ大戦」を使用して対戦。変則スイス式トーナメントを採用し、囲碁（9路盤、中国ルール、3分切れ負け）、将棋（5分切れ負け）、リバーシ（5分切れ負け）の3局を6回戦、計18局の総合点を競いました。

当日は、プロ棋士として囲碁の金澤秀男 九段、大橋拓文 六段、山田晋次 六段、村上晶英 三段、将棋の田中悠一 五段、星野良生 四段、藤田麻衣子 女流１級、オセロの山川高志 七段、佐谷哲 六段の9名が参戦しました。なお、大橋、田中、山川、佐谷の4氏は昨年に続き2年連続の出場です。

■第2回グロービス・トライボーディアン選手権、入賞者（敬称略）
【名人戦クラス】　優勝者に5万円の商品券他、上位10名入賞者に総額15万円分の商品券
1位　　高山弦大
2位　　佐谷哲
3位　　石川輝
4位　　川合仁
5位　　山田晋次
6位　　星野良生
7位　　浪江峻史
8位　　脇田賢吾
9位　　阿部由羅
10位　 高山武士

【一般クラス】　上位5名に将棋・囲碁の書籍
1位　　田中智
2位　　田中悠一
3位　　戸川賢太郎
4位　　木村亮太
5位　　近藤尚彦

【初級クラス】　上位3名に将棋・囲碁の書籍
1位　　杉山元祥
2位　　松平達哉
3位　　保坂賢司

写真左：競技の様子（名人戦クラス）
写真右：入賞者の皆さん。前列中央が名人戦クラス優勝の高山弦大さん、同右が一般クラス優勝の田中智さん、同左が初級クラス優勝の杉山元祥さん

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